
新しい年のはじまりを迎える特別な行事、初詣。
家族や友人、大切な人と一緒に神社やお寺を訪れ、心新たに一年の願いごとをする時間は、とても穏やかで大切なひとときですよね。
でも…
「どんな服装で行けばいいの?」
「カジュアルすぎるのは失礼?」
「寒さ対策も気になる…」
と悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。
この記事では、初詣にぴったりな服装のポイントや、避けたいコーディネート例、防寒もバッチリなおすすめスタイルなどをやさしく解説していきます。
はじめての方でも安心して初詣を楽しめるように、マナーやちょっとしたコツも交えてご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
1. 初詣とは?服装選びが重要な理由
初詣とは、新しい年の始まりに神社やお寺を訪れ、その一年の無事や健康、幸運を願う日本ならではの伝統的な行事です。
地域や風習によって少しずつ違いはありますが、多くの方が家族や友人と一緒に訪れる特別な時間となっています。
そんな大切な場面では、やはり“場にふさわしい服装”を心がけたいもの。
神社やお寺という神聖な場所であることから、カジュアルすぎたり、露出が多かったりする服装は避けるのが基本マナーとされています。
服装は自分を映す鏡でもあります。
きちんとした装いは、自分自身を引き締めるだけでなく、一緒に過ごす人や周囲の方々への敬意を表すことにもつながります。
たとえ正装でなくても、清潔感があり落ち着いた雰囲気を意識するだけで、印象は大きく変わりますよ。
さらに、初詣は「新たなスタート」の象徴でもあるため、心機一転という意味でも服装を整えることはとても意味のあることです。
気持ちを前向きに切り替えるためにも、自分に合った服装を選んで、素敵な一年のスタートを切りましょう。
2. 初詣で失敗しないための服装選びの基本ルール
2-1. TPOに合ったきちんと感のある服装とは?
初詣は神社やお寺という神聖な場所で行われるため、TPO(時・場所・場合)を意識した装いが大切です。
たとえば、キレイめのワンピースや落ち着いたデザインのトップスにスカート、パンツを合わせるだけでも十分にきちんと感が出せます。
また、上に羽織るコートも、シンプルで上質なウール素材のものや、暗すぎず明るすぎない色合いのものを選ぶと好印象です。
正装までは必要ありませんが、清潔感と上品さを意識した服装を心がけると、自信を持って参拝できます。
特に大きな神社や混雑する有名どころでは、多くの人の目にも触れるため、第一印象も意識したいですね。
普段着よりもほんの少しだけ「きちんと感」を意識することが、初詣コーデ成功のカギになります。
2-2. NGになりがちな色・柄の特徴
服の色や柄は、思っている以上に全体の印象に大きな影響を与えます。
特に初詣では、派手すぎる色や奇抜な柄は避けた方が無難です。
たとえば、蛍光色のトップスや、真っ赤で視線を集めるようなコーディネート、アニメキャラクターが大きくプリントされた服などは、神社仏閣の落ち着いた雰囲気とはミスマッチになってしまいます。
おすすめは、ネイビー、ベージュ、グレー、アイボリーなどの落ち着いた色味です。
これらは清潔感と調和を感じさせ、どんな年代の方にも似合いやすいのが魅力です。
柄物を取り入れる場合も、チェック柄や細かいドットなど、控えめで上品なデザインを選ぶようにしましょう。
2-3. 面倒になりやすい小物の選び方
初詣では、思っている以上に「持ち物の使いやすさ」や「寒さ対策」が大切になります。
特にバッグは、長時間の移動や混雑した神社の境内でも邪魔にならず、貴重品がしっかり収納できるサイズと機能性が求められます。
おすすめはショルダーバッグや斜めがけできるミニバッグ。両手が自由になるため、お賽銭やおみくじなどの動作もスムーズに行えます。
靴選びもポイントです。
急な階段や砂利道が多い神社では、ヒールの高すぎる靴や滑りやすい靴は避けたほうが安全。
防水性や防寒性に優れたブーツやローヒールのショートブーツがおすすめです。インソールを活用すれば、長時間歩いても疲れにくくなります。
さらに、手袋・マフラー・カイロなどの小物類も忘れずに。
おしゃれさと機能性のバランスが取れたアイテムを選ぶと、見た目にも気配りが感じられ、周囲からの印象もアップしますよ。
2-4. プチプラで揃うおすすめブランド
手頃な価格でトレンドを押さえたアイテムが揃う「ユニクロ」や「GU」は、初詣ファッションに最適なプチプラブランドです。
ユニクロでは、防寒性の高いヒートテックインナーや暖パン、シンプルで合わせやすいコート類が充実しています。
一方、GUではトレンド感のある色使いやデザインが豊富で、若々しく可愛いコーディネートが叶います。
また、しまむらやアベイルなどのローカルブランドでも、冬の外出向けにぴったりなアイテムが多数見つかります。
最近ではネットショップ限定の福袋や冬のセールも充実しているので、コスパよく全身コーデを完成させることもできますよ。
忙しい年末年始でも手軽に揃えられるプチプラブランドを活用して、自分らしい初詣スタイルを楽しんでみてくださいね。
3. 察けるべき服装とその理由
3-1. スウェットやパーカーなどカジュアルすぎる服
スウェットやパーカーは、着心地がよくリラックスできるスタイルではありますが、神社仏閣というフォーマルな場所では不向きとされています。
初詣は一年の始まりに自分自身を律し、新たな気持ちでスタートを切る神聖な行事。
ラフすぎる服装は、どうしても「だらしない」「場をわきまえていない」という印象を与えてしまうことがあります。
特にフード付きのアイテムは、髪型が崩れやすくなったり、着崩れてしまったりと、見た目に清潔感を出すのが難しい面もあります。
カジュアルすぎない、きちんと感のあるアイテムを意識して取り入れることが大切です。
3-2. 露出が多い服装
ミニスカートやノースリーブなど、肌の露出が多い服装は、神社仏閣のような落ち着いた場所には適していません。
初詣は季節的にも寒さが厳しい時期ですので、防寒の面でもおすすめできません。
また、露出が多い服装は周囲から浮いてしまうことがあり、本人にその気がなくても「配慮に欠ける」「軽薄に見える」といった印象を持たれる可能性があります。
代わりに、膝丈以上のスカートや長袖トップスなど、品よく肌を隠すアイテムを選ぶことで、清楚で好感度の高い印象を与えることができますよ。
3-3. 歴代感がない補正、素材感のない装飾
過度に奇抜な補正デザインや、ギラギラと光るメタリック素材のアイテムは、初詣という場にはふさわしくありません。
たとえば、コスプレのように見えるデザインや、パーティー用のような派手な装飾がついた洋服は、たとえ個性的で魅力的であっても場の空気にそぐわないと受け取られることがあります。
シンプルで上品なデザイン、そして落ち着いた素材感のある服装を選ぶことで、神社の荘厳な雰囲気にも自然となじみます。
華やかさを出したい場合は、小物や色使いでアクセントを加えると、主張しすぎず上品にまとまりますよ。
4. 冬の初詣は寒さ対策が勝負
4-1. インナーでしっかり防寒
初詣は早朝に行く方も多く、長時間屋外で過ごすこともあるため、インナーでの防寒対策は欠かせません。
ヒートテックやウール素材のあたたかいインナーを着用することで、外からの冷気をしっかりシャットアウトできます。
特に、上下セットでインナーを取り入れると全身が温まり、コートの中がぽかぽかになりますよ。
また、吸湿発熱素材や裏起毛インナーなど、保温性に優れた機能性インナーもおすすめです。
重ね着してももたつかない薄手タイプを選ぶと、スタイルも崩れず快適です。
冷えやすいお腹や腰まわりは、腹巻付きのインナーでカバーするのも◎。
見えないところでしっかり防寒することで、スマートなおしゃれが叶います。
4-2. 小物で寒さを防ぐ
防寒のカギを握るのは、首元・手先・耳といった「末端の保温」。
マフラーやスヌードを巻くだけでも、体感温度が数度上がるとも言われています。
ウールやカシミア素材のものを選べば、見た目にも高級感があり、コーディネートのアクセントにもなります。
手袋は風を通しにくい素材のものが◎。
スマホ対応の手袋なら、手袋を外さずに操作できて便利です。
耳あてやニット帽も、寒さを防ぎつつおしゃれ感をアップしてくれるアイテムです。
色や素材をコートと合わせると統一感が出て、洗練された印象になりますよ。
寒さ対策をしながらも、冬らしいアイテムでコーデに季節感を取り入れることができるのが小物の魅力です。
初詣の写真映えもばっちり狙えます。
4-3. 足先の防寒は怪我せずに
意外と見落としがちなのが足元の寒さ。
冷たい地面の上を長時間歩いたり並んだりすることで、つま先がかじかんでしまうことも。
そんなときは、厚手のタイツや裏起毛の靴下を取り入れるのが効果的です。
靴は滑りにくく、防寒性の高いものを選ぶのが鉄則。
ブーツやスノーブーツは、冷たい風を遮ってくれるだけでなく、地面からの冷えも防いでくれます。
特に滑り止め加工のあるソールの靴なら、雪や凍った路面でも安心です。
さらに、靴の中に入れる使い捨てカイロやインソール型ヒーターなどを活用するのもおすすめ。
足首やかかとを覆うデザインの靴を選ぶと、さらに暖かく過ごせます。
体の末端をしっかり守ることが、快適な初詣の第一歩ですよ。
5. 年代別おすすめ初詣コーディネート例
5-1. 20代女性:可愛くて清潔感あるスタイル
淡い色のニットにミディスカート、ブーツなど、女性らしさと防寒のバランスを大切にしましょう。
淡いピンクやベージュ、アイボリーなどの柔らかい色合いは、若々しさと清楚な印象を引き立ててくれます。
ミディ丈のスカートは可愛らしさと上品さの両方を演出でき、座ったり歩いたりしても安心感があります。
トップスは、ふんわりとしたシルエットのニットや、レースやリボンがさりげなくあしらわれたアイテムを選ぶと、フェミニンで優しい雰囲気に。
アウターにはショート丈のダウンやノーカラーのコートなどを取り入れると、トレンド感もプラスできます。
足元にはショートブーツやムートンブーツを合わせて、暖かさとおしゃれを両立させましょう。
また、マフラーやイヤーマフなどの冬小物をカラーコーディネートすると、写真映えする初詣スタイルに仕上がります。
友達とのお出かけにもぴったりな可愛い装いで、新年を明るく迎えてくださいね。
5-2. 30代〜40代:きちんと感+防寒重視のコーデ
30代から40代の女性には、落ち着いた印象と機能性を兼ね備えたスタイルがおすすめです。
例えば、ウールのチェスターコートやノーカラーのロングコートは、スタイルアップしつつ品のある印象を与えてくれます。
カラーはネイビー、チャコールグレー、キャメルなどがおすすめです。
トップスにはタートルネックやハイネックのニットを、ボトムスには裏起毛素材のワイドパンツやテーパードパンツを合わせると、暖かくてきちんとしたコーディネートが完成します。
防寒性を重視するなら、ヒートテックインナーやあたたか素材のレギンスを下に仕込むのも◎。
バッグや靴はレザーやスエード素材など、上質感のあるものを選ぶとコーデ全体が引き締まります。
小物も無地で上品な色合いにまとめることで、大人の女性らしい雰囲気に仕上がりますよ。
5-3. 50代以上:上品で落ち着いた印象を与える服装
50代以上の方は、気品と防寒の両立を意識した服装がおすすめです。
ロング丈のウールコートやカシミア素材のコートは、暖かさと格調を兼ね備えており、幅広い年代に好印象を与えることができます。
ストールやショールには、厚手のカシミアやウール素材で落ち着いた色合いのものを選ぶと、首元から華やかさとあたたかさを演出できます。
全体のコーディネートは、ネイビーやボルドー、モスグリーンなどの深みのある色味でまとめると、大人の洗練された印象に。
足元はローヒールのブーツや暖かい中敷き入りの靴など、長時間歩いても疲れにくいものを。
着心地と見た目の両方を大切にしながら、自分らしさを感じられるスタイルで新年を迎えてください。
初詣での装いは、ご家族や知人との再会の場にもふさわしい“きちんと感”が鍵になります。
6. デート・家族・友人…シーン別おすすめ初詣コーデ
6-1. 家族で行く場合:親世代への配慮も大切
家族で初詣に出かける際は、世代を問わず好感を持たれる服装を意識したいですね。
親世代や祖父母と一緒に参拝する場合は、特に落ち着いた配色や上品なスタイルが好まれます。
たとえば、ニットワンピースにロングカーディガンを重ねたり、センタープレス入りのパンツにきれいめニットを合わせたりすると、動きやすさと清潔感の両立が叶います。
コートはウール素材やダッフルコートなど、保温性がありながらもフォーマル感のあるデザインを選ぶのがポイント。
カラーはネイビーやグレー、ブラウンなどのベーシックカラーが安心です。
足元も、ローヒールで歩きやすいブーツや滑りにくいソールの靴が安心。
家族写真を撮る機会も多いため、全体的に統一感のあるコーディネートを心がけると良い思い出になりますよ。
6-2. カップル・初詣デート:可愛さと実用性の両立
恋人との初詣デートでは、防寒と可愛らしさを両立したコーディネートを意識しましょう。
フェミニンな印象を与えるウールのコートや、ふわっとしたボア素材のアウターは、暖かさと見た目の愛らしさの両方を叶えてくれます。
袖口や襟にファーがついているデザインも、冬らしく華やかでおすすめです。
インナーにはパステルカラーのニットを合わせ、スカートはロング丈やフレアタイプにすると上品かつ女性らしい雰囲気に。
足元はヒールのないブーツやショートブーツで、歩きやすさを確保しつつデートらしさも忘れずに。
マフラーや手袋などの小物類も、彼とのペアカラーやリンクコーデで楽しむと、より特別感が増しますよ。
6-3. 友人グループで参拝:写真映え&動きやすさ重視
友人同士で初詣に行く場合は、トレンド感と動きやすさのバランスが重要です。
長時間歩いたり写真を撮ったりとアクティブな時間が多いため、スニーカーやショートブーツ、ワイドパンツやデニムなどをうまく取り入れましょう。
カジュアルすぎないように、トップスはカラーニットや柄ニットなど、存在感のあるアイテムを選ぶと写真映えにもなります。
防寒対策も忘れずに。
ロングコートやダウンジャケットを羽織れば、暖かさとおしゃれさを両立できます。
帽子やマフラー、バッグなどの小物でアクセントをつければ、全体にこなれ感も生まれます。
神社での写真撮影を意識して、色合いや素材に統一感を持たせると、SNSにも映えるコーデが完成しますよ。
7. 神社・寺院別に見る服装マナーの違い
7-1. 神社とお寺で服装マナーは違う?
初詣の行き先によって、ふさわしい服装の雰囲気が少し異なるのをご存じですか?
神社とお寺はどちらも神聖な場所ですが、それぞれの歴史や空気感の違いから、好まれる服装の傾向にも違いがあります。
たとえば、神社は比較的開放的で、明るく華やかな雰囲気をもつところが多いため、明るめのカラーや少し華やかなデザインの服装でも許容されやすい傾向にあります。
たとえば、淡いピンクやアイボリー、ラベンダーなどのやさしい色合いのコートや、花柄のスカートなども浮かずに楽しめるでしょう。
一方で、お寺は厳かな雰囲気が漂うことが多く、より落ち着いた色味やデザインの服装が好まれる傾向があります。
ネイビーやグレー、ボルドーなどの深みのある色を基調に、無地や控えめな柄のアイテムを選ぶと、静かな境内の雰囲気とも調和が取れます。
また、お寺では法要やご供養などが行われていることもあるため、過度な装飾やアクセサリーは控えめにするのが安心です。
神社であってもお寺であっても共通して言えるのは、「派手すぎず、清潔感があり、場にふさわしい装いを意識すること」。
行き先の雰囲気に合わせて、心をこめた装いで新年を迎えたいですね。
7-2. 有名神社別の雰囲気とふさわしい服装
有名な神社にはそれぞれ異なる雰囲気や歴史的背景があり、訪れる際の服装にも少しずつ気を配ると、より気持ちよく参拝することができます。
- 明治神宮:
東京の中心に位置し、観光客も多く訪れる開放的な神社です。
自然に囲まれた広大な敷地内をたくさん歩くため、動きやすくシンプルな服装がベスト。
たとえば、暖かいダウンジャケットにストレッチ素材のパンツ、滑りにくいスニーカーやブーツなどが実用的です。
混雑しやすい場所でも快適に過ごせるよう、身軽さを意識すると良いですね。 - 伊勢神宮:
日本屈指の格式を誇る神宮で、全国から参拝者が訪れる特別な場所です。
内宮・外宮ともに厳かな雰囲気が漂っており、服装も落ち着きと品を意識するのがおすすめ。
上質なウールコートに、タートルネックのニットとスラックス、パンプスやローヒールブーツなど、フォーマルすぎない程度にきちんと感を出すと、場に調和します。
色味もネイビーやグレー、ベージュなど控えめなものが◎。 - 住吉大社:
大阪にある歴史ある神社で、特に初詣の時期は家族連れでにぎわう賑やかな雰囲気が特徴です。
小さなお子さん連れのご家庭も多いため、動きやすく実用性のある服装が適しています。
ダッフルコートやキルティングジャケットに、ニットとデニムやあたたかいレギンスパンツなどを組み合わせると、親しみやすさと機能性を両立できます。
アクセントにカラフルなマフラーを加えると、写真映えもばっちりですよ。
このように、訪れる神社ごとの雰囲気に合わせた装いを選ぶことで、心地よく初詣のひとときを過ごすことができます。
8. 初詣服装に合う髪型&メイクのポイント
8-1. 寒くても崩れにくいヘアスタイル例
冬の冷たい風や乾燥は、髪型が崩れる原因になりやすいですよね。
そんな時におすすめなのが、まとめ髪やハーフアップスタイルです。
例えば、低めのお団子やシニヨンスタイルは首元をすっきりと見せつつ、マフラーやストールとの相性も抜群。
編み込みを取り入れたアレンジなら、シンプルな服装でも華やかさをプラスできます。
ハーフアップはフェミニンで柔らかい印象を与え、ニット帽やイヤーマフとも合わせやすいので、防寒しながらおしゃれを楽しめますよ。
8-2. 清楚系・ナチュラルメイクで好印象
初詣は新しい年のスタートにふさわしい、落ち着いた清楚なメイクがおすすめです。
ベースメイクはツヤ感を抑えたナチュラルな仕上がりを心がけ、素肌感を残すと上品な印象に。
アイメイクはベージュやブラウン系の控えめなカラーで、目元をやさしく引き立てましょう。
チークはほんのり血色感を与えるピンクベージュ系がおすすめ。
リップも自然な色味のティントやグロスで、健康的な印象を添えてみてください。
あくまで“控えめだけど丁寧”を意識するのがポイントです。
8-3. 防寒しつつ可愛く見えるコツ
冬のおしゃれは、いかに防寒と可愛さを両立させるかがカギになります。
耳当てやニット帽は、防寒アイテムとしてだけでなく、全体のコーディネートに可愛らしさをプラスしてくれる頼れる存在。
特に、ふわふわ素材のイヤーマフや、ポンポン付きのニット帽は冬らしく、写真映えもばっちりです。
さらに、帽子や耳当てはヘアスタイルが多少崩れてもカバーできるのが嬉しいポイント。
カラーや素材をコートやマフラーとリンクさせることで、統一感のある冬コーデが完成しますよ。
9. 開運を意識した服装選び【風水・色の力】
9-1. 初詣で運気が上がる色と素材とは?
初詣では、身につける色や素材がその年の運気に大きく影響するといわれています。
特におすすめなのは、ベージュ、ホワイト、パステルブルーなどの柔らかくて明るい色。
これらの色は、金運や人間関係運を高めてくれるとされ、穏やかで清らかな気持ちに導いてくれます。
特にパステルブルーは心を落ち着けてくれる色で、人との調和を育みたいときにも◎。
素材に関しては、天然素材や上質感のあるものを選ぶと、より開運効果が高まります。
ウールやカシミア、コットンなどの柔らかい風合いのものは、優しさや安定感を象徴するといわれています。
光沢のあるシルクやサテンも、女性らしい華やかさを加えてくれるので、アイテムによって上手に取り入れてみましょう。
9-2. 避けたい運気ダウンコーデ
新年の始まりには、できるだけネガティブな運気を遠ざけたいもの。
そんな時に避けたいのが「全身黒コーデ」や、破れた服・汚れた靴などの“清潔感に欠ける”アイテムです。
黒は格式がありクールな印象もありますが、初詣のような明るく前向きなエネルギーを取り入れたい場面では、陰の気をまといやすいとも言われています。
また、破れたデニムや汚れたスニーカーなどは「運を逃がす」ともいわれるため要注意。
着古した服やほつれたアクセサリーも、知らないうちに運気を下げてしまうことがあります。
新年を迎えるにあたっては、少しだけ“新品”や“新調したもの”を身につけるのも、気持ちを切り替えるきっかけになりますよ。
9-3. 開運小物・アクセサリーの活用術
せっかくなら、小物やアクセサリーでも開運を意識してみましょう。
たとえば、天然石のブレスレットは色や石の意味を選ぶことで、恋愛運、健康運、金運など、自分に必要な運気をサポートしてくれます。
ローズクォーツは愛情運、シトリンは金運アップに効果があるとされ、見た目にも可愛らしくておすすめです。
また、その年の干支をモチーフにしたチャームやキーホルダーをバッグにつけたり、縁起物の動物(招き猫や鶴など)の刺繍が入ったハンカチを持つのも◎。
小さな面積でも“縁起の良さ”を感じられるアイテムをそっと取り入れることで、おしゃれと開運の両方を叶えられます。
アクセサリーは主張しすぎないものを選び、さりげなく身につけるのがポイント。
運気を味方につけて、素敵な一年のスタートを切りましょう。
10. よくある質問Q&A
Q. 着物で初詣に行っても大丈夫?
A. もちろん大丈夫です。
着物は日本の伝統文化を感じさせる装いとして、初詣にはぴったりのスタイルです。
神社仏閣の厳かな雰囲気にもよく合いますので、自信を持って着て行きましょう。
ただし、冬の寒さを甘く見てはいけません。
防寒対策は万全に。
足元は足袋ソックスに加えて、ブーツや暖かい足袋靴などを合わせるのがおすすめです。
インナーにはヒートテックなどの温かい素材を重ねたり、羽織やショールで冷気を防ぐ工夫も忘れずに。
華やかさと機能性のバランスが大切です。
Q. スニーカーはNG?
A. 一概にNGではありません。
キレイめでシンプルなデザインのスニーカーであれば、最近では初詣のカジュアルコーデにも取り入れられています。
ただし、参拝という場にふさわしい「清潔感」が最優先です。
汚れていたり、履き古した印象のあるスニーカーは避けましょう。
白や黒などベーシックな色合いで、きちんと感のある服装とバランスを取るよう意識すれば、浮かずに馴染ませることができます。
Q. 子どもの服装はどうするべき?
A. 小さなお子さま連れの場合は、特に「防寒」と「動きやすさ」のバランスが重要になります。
長時間外にいることを考慮して、インナーには保温性の高い素材(ヒートテックや裏起毛タイプなど)を着せ、さらに脱ぎ着しやすいアウターを重ねると◎。
特に温度調節しやすいファスナー付きのジャンパーや中綿入りのブルゾンなどがおすすめです。
また、帽子や手袋、マフラーなどの小物でしっかりと体温をキープしつつ、本人が嫌がらずに着用できる素材やデザインを選んであげると安心です。
Q. 混雑時の服装の工夫はある?
A. 初詣の時期はとても混雑しやすく、長時間立ちっぱなしや列に並ぶことも珍しくありません。
そんなときは、身体を冷やさない工夫が大切です。
まず、ベースに保温性の高いインナー(ヒートテックや厚手のタイツなど)を取り入れましょう。
さらに、携帯カイロは必需品。腰やお腹、足元に貼るタイプを使用すると、冷えからしっかり守ってくれます。
靴は厚手の靴下と合わせて、防水性・防寒性のあるものを選ぶと◎。
また、アウターはフード付きや風を通しにくい素材のものがベターです。
待ち時間も快適に過ごせるように、しっかりと準備をして行きましょう。
11. まとめ:初詣の服装は「清潔感・防寒・TPO」がカギ!
初詣は、1年のスタートを清々しい気持ちで迎えるための大切な日本の伝統行事です。
新たな一年の無事や健康、家族の幸せを願って神社やお寺にお参りする時間は、心を整え、前向きなエネルギーをチャージする絶好の機会でもあります。
そんな特別な時間をより心地よく、意義深いものにするためには、「服装選び」がとても大切です。
自分の気持ちを引き締めるだけでなく、神聖な場に敬意を表すという意味でも、適した装いを意識することは大きな意味を持ちます。
「清潔感・防寒・場に合った装い(TPO)」という3つのポイントを心に留めておけば、寒さ対策も万全にしつつ、好印象で快適な時間を過ごすことができます。
神社仏閣の厳かな雰囲気に調和する服装は、自分自身の気持ちも整え、良い運気を引き寄せてくれるかもしれません。
小物や色使いを工夫することで、さりげなくおしゃれを楽しむこともでき、新年の気分をさらに盛り上げてくれます。
気温や混雑に対応しながら、身だしなみを整えて初詣に出かければ、きっと気持ちよく1年をスタートできるはずです。
ぜひ、あなたらしい素敵なコーディネートで、新しい一年の幕開けを楽しんでくださいね。
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